6月のエンタメごと。

5月のまだ書けてないんですが、どうしても呪いの子の話がしたいので先に6月分更新します!!とは言え、観劇から2週間も経ち、プレビュー公演期間も終わってついに本公演もスタートしてるので全然早くもないんですけど。。。まあ2ヶ月スパンで書きがちなわたしにしては早めな更新なのではなかろうか。。。笑
ということで、6月のエンタメごとです!


演劇ドラフト会議

企画段階から終始、主催?であるシ○コンへの悪口が尽きなかったけれど(笑)祭典としては本当に楽しすぎたなぁ〜!!!!
あの俳優陣、そしてあの演出家たちの作品を、1日に4本も観れるのは贅沢すぎるなぁという感じでした。
ルールとかも色々とアップデートして、(そして何より主催を変えて)ぜひ第2回とかも開催してくれたら嬉しいです。
せっかくなので、各チームの感想などをちょっとずつ。

ID Checkers

タイトル:キセキの男たち
テーマ:奇跡

このチームが先陣を切ってくれたことで、演劇ドラフトグランプリとは何ぞやって言うのを客が一気に掴めてとても良かった。野球や甲子園というキャッチーなものをテーマにおき、キャラの名前もキャストとマッチさせることで短時間でも迷子になりづらい工夫がなされていたり。
冒頭の韻を踏んでいく中屋敷節全開の台詞回しで、一気に引き込まれるし、冒頭とラストで同じシーンを持ってくることで終盤がさらに盛り上がっていくのが印象的でした。
言葉選びや構成、全てにおいて素敵だったんですけど、個人的に刺さらなかった理由としてはやっぱりテーマなんだよな。。。スポーツものの作品でハマったことがあるのはペダルだけというわたしなので、野球テーマはやっぱりそこまで刺さらんのだよ。。。これは本当に個人の好みの問題なのでごめん。。。(そしてお気づきだろうか、夏組第4回公演のテーマが野球なことに。。。)
あと、マントの使い方に対してちょっと疑問を抱いてしまったので、そこも個人的には減点ポイントだったりしました。「衣裳は1人1ポーズのみとし、衣裳チェンジはなし。」の定義にあのマントの使い方はありなの?って正直思ってしまった…。まぁ打も近しい使い方していて、2チームもやってるならルールに準じてるってことなんでしょうけど、ちょっとだけ気になってしまったので。。。
とはいえ、役者の見せ場的なバランスも良く、キャッチーなテーマだったので、冒頭にも書いたけれどこの祭典の先陣を切る作品としては満点だったのでは?と思ってます。

劇団『打』

タイトル:林檎
テーマ:りんご

いくら時間が20分しか無かろうが、相変わらずの西田作品を生み出してきて、かつちゃんと時間内に収まったことにまず感動と衝撃だったよね。でもこれは序章もしくはダイジェストであって本編じゃなくね?って印象を受けたので、やっぱり西田節は3時間overの尺をしっかり取った上で観たい気持ちになってしまったなぁという印象でした。20分でやるには内容が難しすぎるよ。。
冒頭の方で入れ替わってたのに対してわたしにしては珍しく早々に気付けたのであまり驚かなかったという事や、ID Checkers同様にマントの使い方に引っかかってしまったこと、そして20分でストーリーが完結したかと聞かれると…な部分当たりの理由から投票はしなかったのだけど、物語の続きを観たいってめっちゃ思ったし、演技も殺陣も本当に良かったんだよなぁ。審査って形には向いてない作品だったけど(笑)
佐藤流司も流石だったし、久々にみた鯛ちゃんのアクションは物凄く沸きました。あとライトセイバーじゃんってわくわくしちゃった。

超MIX

タイトル:Ludaリューダ
テーマ:虹

前のチームに続いて壮大な、というか比較的抽象的なものをテーマとしていて、貧困だとか世界情勢などもテーマにした作品。打に関しては、西田さんでテーマりんごなら、そういったテーマにしてくるかなぁとちょっと思ったりもしてたけど、超MIXもこういう方向性のテーマで勝負するとは思ってなくて、少しびっくりした。そして、3番目引けた時めっちゃ喜んでたけど、この演目なら打より先にやるべきだったよなぁって思ったり。。。。
全体としては、超MIXというチームの名前の通りの、自分達の強みをしっかりと生かした内容で、やっぱりストレートっていうよりはショー的な要素が強い印象でした。
個人的に侑くんの役、というか侑くんの表現含めだけどめちゃくちゃ刺さりまして、最高だったし、礼生くんと侑くんの役の関係性もとても好きだったし、ありがとうの気持ちでみてたよね。。。。(役名全く覚えてなくてごめん)
メイクも衣装もとても格好良くて。あとは特にダンスシーンなどで、会場が360度であることを意識した魅せ方をしてたのも良かったなぁ。演技も超MIXが1番、あの会場ならではの魅せ方を意識してた印象だし。
わたしが票を入れなかった理由としては、せっかく豪さんなのにレーザーないと物足りなさはあるというのと(笑)
ストーリーは好きだったけども、やっぱり20分で引き込むにはちょっと重たい印象も受けたので。。。
演劇ドラフトグランプリという祭典であることを踏まえると投票はしなかったものの、個人的にみたかったものがみせてもらえて大満足だったし、めちゃくちゃ好きな作品でした!

劇団『ズッ友』

タイトル:天を推し歩く
テーマ:地図

伊能忠敬と、歴史上の人物を題材にして史実を基にした作品。だからこそ20分という制限時間の中でもストーリーが分かりやすいし、起承転結がしっかりあって、個人的にはシンプルに1番楽しめたなぁ、と。
そして唐橋さんを中心に据えたことも凄く良くて。チームや本としての纏まり的な意味でもだし、そこで他のチームとの差別化もしっかり出来ていたのもポイントでした。
何より唐橋さんメインで伊能忠敬のストーリーをって提案したのが座長だったっていうのも、良…!!!!!ってなったよね。。。知ってるよ、この数ヶ月染さまに対する反応が一律でこれで、語彙力喪失してることは(笑)まぁそれはさておき、ドラフト時点から1番戦略的に進めてる印象があって、それがしっかりと作品としての完成度にも影響してたのが、投票した理由でもあります。

膨大な台詞量でもテンポが良くてスッと入ってきて、役者の力で重くならないようにしてたことも良かったし、コメディタッチ、かつ客も笑っていいタイミングが分かりやすいから会場が一体となって場が温まってる感じがあった気がする。
そしてわたしがひたすら引っかかってた衣装の件(笑)メガネと演技、表現だけでしっかり別人なのを表現しつつ、本の中でしっかり突っ込みも入れていく感じも本当に好きだったなぁ。
ズッ友も360度であることを意識していて、あの地図を使ったラストで幕引きだったのも非常に印象的で良かったです。


という訳で、個人的にはズッ友に投票しまして、そして投票したズッ友は見事グランプリに輝きました!!おめでとうございます!!!
演劇ドラフトグランプリは本当に面白い祭典ではあるものの、演劇をあの条件下でやろうとするのは本当に難易度が高すぎるのに、しっかりと実現させたまっきーの企画力と推進力に感服してた1日でもありました。プロデューサー、本当にお疲れ様です。
ぜひまた主催を変えて開催してくれたら嬉しいなぁ。

推しはID Checkersと超MIXにいるけど、チームとしての推しはズッ友っていう、中々に忙しいおたくして謎にうちわ3つ買ったりしたのも楽しかったし、よき1日になりました!!

ハリー・ポッターと呪いの子

海外で上演が始まった時からずっと観たかった演目が、ついに日本上陸してくれまして!!!!!早速プレビュー公演を観てきました!!!
小さい頃は呪文を全て言えたくらいにはハリーポッターシリーズ、そして魔法界の世界観が大好きなので、かなり楽しみ&ビビりながらの観劇だった訳ですが、めちゃくちゃ良かったし楽しかった!!!!
2部制だけでなく、1部制になってからも含め海外のは観たことないので、そことの差分とかは良くわかんないけど、色々と感想を!ネタバレ入ってくると思うのでご注意を〜

まず思うのが、やっぱり特設劇場っていいよね。。。。香盤表の凝り具合をはじめとして、ホワイエの絨毯から劇場内まで!本当に細かい部分まで作り込んで、あの世界観が生み出されていて。それだけで物凄くテンション上がったし、魔法ワールドに来たのだなぁって感じられました。

幕が開く前のアナウンスや、その後の汽車の音で徐々に世界へと引き込んでいき、幕が上がった頃には没入できるようなスタートで。 最新技術を駆使して魔法を表現するのかと思いきや、演技的な面や結構古典的なアプローチをしてたことが、個人的には1番刺さったポイント。映像作品であれば良いと思うけど、やっぱり舞台は生物だから最新技術だけだと嘘っぽく見えてしまうと思うんですよ。そこを上手く使い分けていくことで、魔法が当たり前に、身近にあるものということがしっかりと表現されていたなぁと。でもあの演出は全然当たり前じゃなくて、考えてみるとかなりハードなんだけど、プレビュー公演のタイミングからしっかりと、そうはみせない演者たちの力量も凄まじかったです。
転換でも、マントをうまく使ってたり、舞台の奥行きをうまく駆使することで無駄な時間が全くなく、話が進んでいくからより作品に没入出来るようになってて。こういう部分はやっぱり各国でやってきた知見をもとに成り立ってるからこその、圧倒的な完成度でした。

細かい部分で言うと、やっぱり公衆電話から魔法省へと入るところはテンション上がったよね!!!入口となるあの公衆電話がみれたこともなんだけど。何より、どうなるか分かっているはずなのに「魔法じゃん!」としか言いようがないくらいのスピードで消えていくから、本当に凄かった。。。。(語彙力)
あとはタイムターナーを使った時の照明とか、ハーマイオニーの書棚とか、ハリーの寝室とか、ポリジュース飲んだ時とか!!!魔法を使うシーンじゃなくても、常にここは魔法界でそこに魔法が存在するって思える素敵な演出ばかりで、本当に感動したよ。。。。

役者の話で言うと、なんと言ってもマートル役の美山加恋ちゃんが圧倒的に優勝してた。正直、呪いの子のストーリーの中でマートルの出番ってほんのちょっとしかないけれど、あの一瞬で引き込んでいく力が凄すぎて、ストーリー関係なく演技みたさにマートルの出番増やしてくれよとまで思わせる力があった。。。
加恋ちゃんはバイトしてる数がキャスト内で最多なのも凄いんだけど、フラーとリリー、ポリーって美人設定のある人たち総なめなのも流石としか言いようがない。そしてどの役も本当に美人だった…!バイトに関しては全然見つけられなかったのもあるので、次見る時にまたチェック出来たら良いなぁ〜。
他の方でいうとやっぱり藤原竜也さんや榊原郁恵さんも素敵だったなぁ。ハリーポッターって確かにヴォルデモートを打ち破ったヒーローなんだけど、人間としてできてるかと言われると決してそうではなくて。そういう人間性の部分や、アルバスとの関係性といった繊細な部分の表現がとても良かった。一方で、マルフォイとのバトル?決闘?の部分に関しては公演数を重ねることでもっとブラッシュアップされると見応えが増して良いのになぁと思ったり。
そしてマクゴナガル先生も良かったけれど、何よりアンブリッジ!!!2幕前のアナウンスの咳払いだけで、もうアンブリッジじゃん…!!!って思わせてくるのが凄い。2役とも、客の中でのキャラクター像がかなり出来上がってしまってる中で、そのイメージを崩さずにしっかりと自分の表現で届けてるのが流石なんだよなぁ。この作品に関しては、やっぱりキャラクター像が出来上がっている中で、そのイメージも意識しつつ、19年の月日が経ってる部分も踏まえて役作りしなきゃなので本当に大変だと思うんですが。バッチリ決めてきてる人が多い中で、どうしてそうなった?って人も個人的にはいるように感じたので、この辺りも公演数を重ねることでの変化を期待したいところ。
そして個人的に1番刺さったのがスコーピウス役の斉藤莉生くん。今回がデビュー作とのことなのに、すでにあの存在感で、ちゃんとスコーピウスのオタクっぷり (気持ち悪さ) をチャーミングに表現してて好きだったなぁ。今後の進化が楽しみすぎるので、次行く時もぜひスコーピウスが斉藤莉生くんの回で行きたいなぁと思った次第でした!

公演が始まる前のプロモーションでハリーを全面に出しすぎてたのがちょっと気になったりもしたのだけど、作品としては思ってた以上に戯曲本通りの流れで安心したし、本当に面白かったし、最高でした!!!!!!!
でも欲を言えば、デルフィーにはもうちょっとがんばってもらいたい!!正体が分かったあとのシーンが、それまでと比較してもう少し迫力とか説得力が増すと良いのだけどなと思ったり。
ロングラン作品を目指してるとのことなので、長く続いていく中での変化なども今後楽しんで行けたら良いなぁ。自分の予定が落ち着いたらまた観に行こうと思います!

1部制でこんなに面白いんだから、2部制なんてきっと、さらに最高すぎる訳で。。。海外の公演も観たすぎるなぁ。。。。

ノートルダムの鐘

トルライ夏ぶりのKAAT!ただいま!!!

という事で、四季のノートルダム観てきました。
カテコがリアルに10回以上あってにこにこしちゃったよね。ちょっとしつこいくらいに出てきてくれるカテコ大好きで、終わるまで全力で拍手しちゃう人なので凄く嬉しかったんだけど!四季の中でも中々に多めだったのでは…?どうなんだろ??

久々にみたノートルダムはやっぱり大好きだけど、重いんだよなぁ。。。
最後の終わり方が映画とは異なるのが特に好きで。そもそもの原作でも、ディズニーのアニメーションでもなく、舞台としてやる意義はあそこに一番詰まってると思っててるんですけど。舞台で、生で伝えるからこそ、説得力が生まれるんだよなと感じると共に、だからこそ、この作品が好きなんだよなぁって思ったりしてました。

冒頭、1人の人間として登場し語り出すも、次第にインクで顔を汚し、こぶを背負ってカジモドになるところから始まっていく、一方でラストシーンでは、コブを外し、顔のインクも落としていくことでカジモドから1人の人間になる。まさに「人間と怪物 どこに違いがあるのだろう」という歌詞が体現されてるシーン。特にラストに関してはカジモドだけでなく、他のキャストも顔を汚していたりするからこそ、より印象的なシーンになっていて。この作品のテーマでもある「光」と「闇」や、「醜くも美しい世界」の象徴でもあり、そして外見だけでなく、本質的な意味で 「誰が怪物なのか?」と提示される。これほどまでに切に訴えかけてくるからこそ、観る度に考えさせられる作品なんだろうと改めて感じてました。

ここからは雑多な感想を!
まずはアフロディージアスの首落ち芸!!!あれはやっぱり楽しいよね。あとカジモドの「石になろう」以降、終盤の思い悩んで、感情が剥き出しになる辺りの表現がとても好きだったなぁ。フィーバスもとても素敵で、捕まってからエスメラルダとの曲中とか、ラストの表情とか。とても良かったです。

四季の作品は新作じゃないとどうしてもC席取りがちなんだけど、次またノートルダムをやるタイミングでは絶対S席で行くぞ…!!!と思ったり。まぁ確かにC席は3300円でコスパ良すぎではあるんだけども、やっぱり見切れちゃうからね。でも2.5界隈だと S席で入っても普通にあの視界なこと全然あるよな?って思うとなんか、ね。。。。とても切なくなってくる。。。。。。

最後に!最近劇場内の撮影がokになったので、C席の視界を記録がてら残しておきますね!
3階下手あたりの席だったんですが

これが死罪、前のめり奴の視界。

そしてこっちが普通に座った時の視界。写真だと下手より全然見えなさそうに見えるけど、柵の隙間から割とみえるし、双眼鏡をうまく使えば柵もそこまでは気にならないかも?まぁでも初見の作品だったら、ちゃんと見切れじゃない席行くべきですけど!


四季は美女と野獣、そして来年はウィキッドと楽しみな作品がたくさんあるので嬉しいなぁ。また行った際には感想書いていこうと思います〜!

プレミアムスカウト JUNE BIRTHDAY SP

今年もBDスカウトの時期がやってきましたよ!!!!
先に去年の結果をお伝えしておくと、もう少しでSpotlightが最大開花するってところまでまわして、6月末日の夜にようやく2枚目をお迎えできたという泥試合っぷり。フィルコレ会場で回してはドブったってやるのが日課になってたもん。。。そして友達に「Spotlightは開花しない」って言われて、本気で嘘だろ…??って衝撃を受けてた(笑)

そんな去年を経てからの今年だったのでスタート時点で結構ダイヤ温存しておりまして。


ということで最終的な結果としては、メダル全滅&💎💎⛏⛏⛏💥2000overくらいで完凸できました〜!!!!去年に比べると!!!!大分マシなのでは!!!????相変わらず友達には渋い顔されたけどもwwww

ちなみに4月の千景さんの時もちょっとだけ回してたんですが安定の爆死です!そして画像フォルダ遡ってみてたら去年も4月は爆死しててウケた。。。そして無法地帯はマジで欲しかったけど、これをみていただくと分かる通り三角が引けなさすぎた結果、断腸の思いで見送ることとなったし、大体タイミングが良くない。。。(そうじゃなくて、わたしのガチャ運が。。。。)

まぁ、またぶん回す時期がやって来ましたら報告しますね!



あとは、エーステの広告が掲載されてたのもタイミングよくみれました! 2分半くらいの動画2本が流れてたから、動画撮ったんですけど。いくら朝の人通り少ない時間だったとは言え流石にあそこは若干人目が気になったよね(笑)
でもあれは中々にテンション上がったのでまたサイネージ広告出してくれたら嬉しいなぁ〜!!!!

そして、いよいよ7月も中旬になろうとしてまして。つまり、夏組公演が始まろうとしてますよ〜!!!!
本当に楽しみだけど、まだ始まらないでほしい気持ちも大きいし、何より春のまとめ未だに書けてないんだわ。。。。。
まぁ、開幕までまだ1週間あるからね。。。。。。それまでにがんばりたいとおもいます。。。。。。。。。