11月のエンタメごと。

いよいよ凱旋公演も始まって、紬さんの卒業の時も迫って来てるんだなぁと実感し始める今日この頃です。
様々な*1気持ちが込み上げてくるけれど、やはり1番は寂しいの一言に尽きる気がする。このあたたかいカンパニーの中にいる姿を、後悔の無いようにしっかり見届けたいな。

そして当ブログはまだ11月のお話をしております。なんと秋単すら始まってなかったらしい。流石にもうちょっとズレをなくしていきたい所存なので今回も巻き気味に書いていきますね…!


あいつが上手で下手が僕で

前作の時に最後の挨拶で「また続くといいな」って言ってた姿がとても印象的だったし、わたし自身も期待していたので。早々に叶ってくれて嬉しかったなぁ。しかも今年は青砥じゃなくて青年館だし、新キャストの面々にも歓喜したよね。カミシモくんは大体みたいなぁって思ってた人をキャスティングしてくれるのでとてもありがたい…。

ストーリーにちょっと気になる箇所があったりはするものの、でもあの短い時間&盛りだくさんな構成の中で3組の新しいコンビについてしっかり掘り下げてあったのが流石だし、とにかく何も考えずに観に行って、ただただ楽しめるのがカミシモの良いところだよな。コンビ間での関係性とか絆が丁寧に描かれていたのが好きだったけど、ドラマではさらに深掘りされたり、今作に出てなかったコンビとの関係性とかもみれるのかなぁと思うとそっちも今から楽しみ。

エクソダスはなんと言っても時浦のめんどくさい度合いが上がってるのが良かった。時浦は、懐いてたり、信頼関係ができてる=甘えられる=めんどくさい度が上がると思ってて。島に対してはそれが顕著だし、ラストワルツの2人に対してもちょっとそれが見えたりした気がした。
財布事件について岬から告白があったあと、「怒ってないと言ったら嘘になります。怒ってますよ!」と言うところ。特に最後の熱量が上がっていくところが好きだったなぁ。
他にも、高砂が髪かき上げて一言の後に時浦も真似するところ好きで。髪切った後は上げる髪そんなにないから、島に「あなた髪どうなってるの、ボサボサじゃない」って突っ込まれながら直してもらってたのも良かったし。

そう、今作はなんといってもラストワルツですよ!予想外の奇人枠だった高砂さん(笑)舞台上でフィナンシェ食べて、島に「あいつおかしいねん」って言われてるの見て、もちろんおはぎも思い出したし、クアンタムのサイコに続き、またもや舞台上で言われてるのに笑ったよね。
「死ぬまで漫才しようぜ!」って真剣に言ってるところとか、コンビの関係性とか、漫才のネタも珍しく刺さって*2本当に楽しかった。なんなら単独ライブもやってほしいもんなぁ〜。
というか、元々ラストワルツを応援してた人たち、王子ネタからあの芸風になったら絶対びっくりしない??王子ネタの時の「すいませんねぇ」って感じだった高砂さんがいきなりあのハイテンションクソでか声でツッコミかましてくるわけじゃん。でももし長年応援してるおたくだったら2人体制になってから燻ってるのはわかってただろうから。「コンテンポラリー!!!!」って叫びながら生き生きとしてる様がみれちゃったら、きっと嬉しくて泣いちゃうんだろうなとか想像したりしてた。そこまでの世界をみせてくれるのがラストワルツ2人の腕力だよなぁ。

あと、ねあんでるとラストワルツがネタ交換してやってるのもライブ感あって好きだったなぁ〜!先輩2人に声かけに行って実現させてくれたねあんでるの2人に感謝しかない!というか完成度高いなぁと思ってたねあんでるが、結構悩んだ末のものだったのもびっくりした。
ノノクラゲも安定感あって、あの癖強いメンツの中でしっかりキャラが立ってて素敵だったし、ネタ中の東雲の勢いが本当に予想を裏切られたなぁと言う感じで。
個人的にはシュウカツ3ぶりの、4年越しくらいで推しと友達の推しの共演が実現してくれたことも嬉しすぎて!ようやく連番できたよ…!!!また何かの機会で共演して一緒に観に行けるといいなぁ。まぁ中々そんな機会もないので、冬単期間中にわざわざマチネ前会いにきてくれることになっているのでそれも楽しみだったり。

シーズン3はどうなんだろ。カミシモでなくても良いけど、ああいうオリジナル作品で生き生きとボケてる姿が見れる場所がまたあるといいなぁ。猫ホストもあるけど…あれはなんか違う気がするじゃん…!!

秋単

詳しくはそのうち書くね!まだ夏単すら書けてないのでいつになるかわからんけど、もう下書きに1万字越えのものはあるんだ…。ただの箇条書き的な状態なのに長すぎてウケる…。

秋単には夏組も多く出るだろうし、きっと三角も出ると思ってたけども、まさか夏組全員参戦してくれるとまでは思ってなかったので本当に嬉しかったなぁ。夏組が全員揃っていて、夏単からあまり間隔を空けずの公演だったこともあって、夏組のコメディ全開で、毎日笑顔にしてもらってた。

あとはなんといってもゾンビランナイトですよ!!!ゾンビランナイト自体が楽しすぎるし、莇の変化も素敵だけど、万里からの三角のあのシーン。凱旋になってからはパワーアップしてきたり、毎回新鮮に楽しんでた。
そう、ちゃんと新鮮に楽しんで、感動してるんだよ!!!笑 不定期配信やてんごとかで目が肥えてきてるし、反応が薄いみたいな事をよく言ってるけど!!そして確かにそれはそうなんだけど!!!いつみても礼生くんのパフォーマンスは心を躍らせてくれるので。だから今年もコンボイ観れるの本当に嬉しいんだよなぁ〜!日程が春単と被りそうなのは悩ましいけども。

話が逸れてきたので一旦これくらいにして、あーちゃん志音くんのお話とかはまた別途書きますね。

ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~

とにかくみるまでが大変だった印象が強すぎる…。11月のスタートから1週間以内のタイミングでたまたまシーに行くことになってて、これを逃したらたぶん1年くらいは観ないままになるのでは?と思ってがんばりました。
ハーバーショーがついに戻って来てくれたことへの感動もさることながら、久々にかなりコストのかかった魅せ方をしていて、これぞハーバーショーっていうものになっていたことが嬉しくて。
でも、やっぱりストーリーや構成などは最近っぽい、薄いものになってしまってる印象でした。始発で行って、DPA買って、さらに数時間待機してでも何度も観たいかと聞かれるとそうではないし、本当に大切なショーだったファンタズミックの後続に当たるものがこれなのは正直残念な気持ちもある。けど、やっぱりハーバーショーが戻って来てくれたことを今は素直に喜んでおこうと思いながら観てました。
そのうち空いてきたらポンテあたりから引きでもみたいなぁ。



冬単の話に戻って。この2週間で明治座チェーザレ)、TDC(刀ステ)、アイア(エーステ)を経て、立川に戻ってきたわけなんですが、やっぱり恐ろしい程に音が聴こえないんですよね。神戸のアイアって別に音響が特別良い会場じゃないと思うけど、初めて聴いた音が多すぎてびっくりしたもん。昨日のお芝居も本当に素敵だったのに、立川だとこうも届かないものなのかって、とにかく悔しい気持ちになった。せっかくのオペラ座を舞台にした劇中劇で、何より荒牧紬さんにとってはこれが最後となる冬組公演なのに。劇中劇でもあれほどに「届けたい」って歌ってるのに。全てのセクションが素敵なあのカンパニーで、唯一劇場だけの問題で届かなくなってしまってる要素が生じてるなんて…。どこに向かって「許さない〜〜〜〜」って歌ったら、立川と離別出来ますかね…?(アンケートにはもうすでに散々書いてる…)

まぁそんなこと言っても仕方がないので、冒頭にも書いた通り、出来るだけ後悔しないよう、1公演1公演を大切に、見届けていきたいと思います。


*1:「様々な」の一言で高遠さんの不器用さが伝わってきて本当に大好き

*2:わたしにお笑いのセンスがなさすぎて、漫才が刺さることがほぼない人間なのが悪い